第1話「ここは八分坂」
待ってました! 三谷幸喜さん脚本の最新作、水10ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」がいよいよスタートしましたね! 1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇ということで、初回から熱量と、三谷さんらしいユーモアが爆発していて最高でした!
主演の菅田将暉さんをはじめ、二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さんという豪華キャストが織りなす昭和の熱い時代。第1話のあらすじと、私の感想をたっぷりお届けします!
あらすじ(ネタバレあり)
物語は昭和59年(1984年)の秋、渋谷・八分坂の路地裏から始まります。
主人公は、蜷川幸雄氏に憧れ、シェイクスピア劇で成功を夢見る劇団の演出家、久部三成(くべ・みつなり/菅田将暉)。彼は自分の才能を信じるあまり、劇団員に対して横暴な振る舞いを繰り返し、ついに劇団を追放されてしまいます。理想と現実のギャップに打ちのめされ、久部は途方に暮れていました。
そんな彼がたどり着いたのが、ストリップ劇場「WS劇場」。そこで彼はミステリアスなダンサー、倖田リカ(こうだ・りか/二階堂ふみ)と出会います。
さらに、久部が立ち寄ったジャズ喫茶「テンペスト」では、新人の放送作家で、どこか久部を見つめるような蓬莱省吾(ほうらい・しょうご/神木隆之介)と出会います。また、街の片隅にある八分神社の巫女、江頭樹里(えがしら・じゅり/浜辺美波)とも遭遇し、久部は賑やかでカオスな八分坂界隈の人々に巻き込まれていきます。
劇団を追放され、金も住む場所もない久部でしたが、リカや劇場の人々との出会いを通じて、もう一度夢を追いかけようと決意します。彼が次に目をつけたのは、閑古鳥が鳴く「WS劇場」でした。久部はリカに、この劇場でシェイクスピア劇を上演したいと熱く語るのですが…。
第1話の個人的な見どころと感想
久部三成の“熱い”くすぶりっぷりが愛おしい!
菅田将暉さん演じる久部三成、最高に面倒くさいけど、最高にアツい青年でしたね!「俺の才能を誰も理解しない!」って、劇団を追い出されるほどの横暴ぶり。でも、その根底にあるのは演劇への純粋すぎる情熱なんですよね。
路頭に迷って、八分坂で「俺は負けねえ!」って叫んでいる姿は、まさに「夢を追いかける若者の痛々しいまでのリアリティ」。菅田さんの全身から発せられる熱量が、80年代の渋谷という舞台にぴったりハマっていて、一気に物語に引き込まれました。
三谷ワールド全開のキャラクターたち
三谷ドラマの醍醐味といえば、登場するキャラクターの濃さ! もう、初回から爆発してました!
- リカ(二階堂ふみさん)の、あの妖艶で掴みどころのない雰囲気! 久部を翻弄する姿がかっこいい!
- 神木隆之介さん演じる蓬莱くんは、いかにも三谷幸喜さんの分身っぽい(笑)。すべてを見通しているような静かな存在感が、物語の狂言回しとして機能しそうで楽しみです。
- 浜辺美波さんの巫女・樹里ちゃん、可愛らしいのに、時々ポロッと予言めいたことを言うのが謎めいていて面白い!
さらに、小林薫さんのジャズ喫茶マスターや、アンミカさんのダンサー、戸塚純貴さんの純朴な警官など、脇を固めるキャストも完璧! 特に、菊地凛子さんの「おばば」が発する、含みのあるメッセージには、この物語全体を貫くシェイクスピア的なテーマを感じました。
三谷幸喜氏の“半自伝的”青春群像劇
番組情報にもありましたが、このドラマは三谷幸喜さんの青年時代がモチーフになっているそう。久部の「演劇に全てを懸ける」姿や、蓬莱の「物書きになりたい」という夢。「何者でもなかった」頃の若者たちが、渋谷というエネルギーに満ちた場所で、夢と恋に悩み、もがきながら生きる姿が、本当にリアルで胸に響きました。
1984年という時代設定も最高にエモい! 古き良き文化が残る渋谷の街並みと、若者たちの熱気が見事に融合していて、「あぁ、この頃の若者って、本当に熱かったんだろうな」と感じさせられます。
これから久部が「WS劇場」でどんな舞台を作り、リカたちとどう関わっていくのか。そして、それぞれのキャラクターがどんな「楽屋(=素顔)」を見せてくれるのか。来週も水曜夜10時が待ちきれません!
内部リンク
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