【小さい頃は、神様がいて】第3話 ネタバレ・あらすじ・感想

第3話「涙のラジオ体操」

「小さい頃は、神様がいて」の第3話は、妻のあん(仲間由紀恵)から離婚を宣言され、ショックを受ける夫・渉(北村有起哉)の「父親としての苦悩」が描かれました。一晩別々に過ごした夫婦は、ある朝の「ラジオ体操」で、思わぬ感情を爆発させます。

第3話 あらすじ(ネタバレあり)

あんに「母親ではない自分を取り戻したい」と離婚を宣言された渉。ショックで一晩別々に過ごした翌朝、渉は妻と顔を合わせるのが気まずく、草刈正雄さん演じる住人・永島慎一に、娘のゆず(近藤華)から連絡が入ったことを口実に、あんと二人きりになるのを避けるためある頼みをします。

渉は、慎一に「離婚に向かってしまうのが怖い」と父親としての素直な気持ちを打ち明けます。彼にとって、あんが「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を持ち出した意味を、まだ完全に理解できていませんでした。

そして、小倉家が暮らすマンション「たそがれステイツ」の住民たちが、恒例の朝のラジオ体操に参加します。そこで、渉はあんと顔を合わせます。あんは、夫の無反応に苛立ちを覚え、渉は、妻の切実さに何も応えられない自分に無力感を覚えていました。

ラジオ体操の最中、渉はこらえきれずに泣き出してしまいます。そして、その涙を見たあんもまた、積もり積もった感情を爆発させ、涙のラジオ体操となるのでした。その涙は、単なる夫婦喧嘩ではなく、家族という形を失うことへの恐れと、分かり合えない苦しみの表れでした。

そんな両親を見ていた息子・順(小瀧望)は、いつもと違う両親の異変に、静かに何かを感じ取ります。

第3話の個人的な感想

北村有起哉が演じる「凡庸な夫」の悲哀

第3話は、渉の人間味が溢れる回でした。娘から「朝まで帰れない」と連絡が入ったことを口実に、妻を避けようとするみみっちい行動は、どこにでもいる夫の悲哀を映していました。しかし、そんな彼がラジオ体操で泣き崩れる姿は、あんの決意に対する彼の本気の恐怖と、家族を失いたくないという切実な願いを感じさせ、強く胸を打ちました。

「涙のラジオ体操」というシチュエーションは、まさしく岡田脚本の真骨頂です。日常の風景の中で感情が極限まで高まる瞬間を描き、この夫婦の間に流れる「愛憎入り混じる絆」を強く印象づけました。今後の二人の関係、そして、彼らの涙を見た子どもたちの反応が、物語の大きな鍵となりそうです。

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基本情報・キャスト・放送日時
第1話 ネタバレ・あらすじ・感想
第2話 ネタバレ・あらすじ・感想
第3話 ネタバレ・あらすじ・感想
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