放送日:2025年10月26日(日)21:00~
平均視聴率:9.4%
第3話「庭先取引」は、夢と現実の間で揺れる人々の葛藤を描いた濃厚な回。
「ロイヤルホープ」という希望の象徴が誕生し、物語は新たな局面へ。
今回は、第3話のあらすじと印象的なシーン、そしてネットの声を交えて感想をまとめます。
第3話あらすじ・ネタバレ
競馬事業部存続の危機は乗り越えられたものの、ロイヤルファイトとイザーニャが怪我で戦線離脱状態に。耕造と栗須は新たな希望を探してセリ市に向かいますが、ライバルである椎名(沢村一樹)の潤沢な資金力に競り負け、目当ての仔馬の獲得を逃します。
そこで栗須が向かったのは、元恋人・加奈子(松本若菜)の実家、野崎ファーム。加奈子の父・剛史(木場勝己)は、「庭先取引」という、セリを通さずに直接馬主と契約する方法にこだわっていました。しかし、剛史の頑なな信念から交渉は難航してしまいます。他の牧場主も集う飲み屋での激しい口論を経て、耕造は「馬は多くの人の希望なのだ」と熱い持論を展開し、剛史と栗須の心を動かします。
ラスト、剛史が「賭けている」特別な仔馬が、耕造にだけ懐くシーンは本当に感動的でした!そして、その仔馬は「ロイヤルホープ」と名付けられます。ここから、彼らの本当の夢が始まると予感させる、ジーンとくる非常に熱い幕切れでした。
登場人物・ゲストキャスト
主要メンバー
栗須栄治(妻夫木聡)
どこか冷めていた税理士の彼が、耕造の「情熱」に影響され、積極的に牧場に足を運ぶように。もはや傍観者ではなく、夢を追いかける当事者になりつつあるのが胸アツです。
山王耕造(佐藤浩市)
傲慢なワンマン社長の裏にある、競馬への純粋な情熱とロマンが爆発した回。特に「欲望」を語るシーンは、彼の人間的な魅力が最大限に出ていました。
椎名善弘(沢村一樹)
耕造のライバル。潤沢な資金力で、セリ市で栗須と山王を圧倒する。
野崎加奈子(松本若菜)
栗須の元恋人。父・剛史と共に競走馬の育成ファームを営む。
離婚して小学生の息子を一人で育てている。栗須の良き相談相手。
ゲストキャスト
野崎剛史(木場勝己)
加奈子の父。頑固で気難しい牧場主。「庭先取引」にこだわり、
純粋に強い馬を作りたいという職人の魂を持つ。
第3話で印象的だったシーン
セリ市で椎名に競り負けるシーン
栗須と山王が目当ての馬を狙うも、椎名の潤沢な資金力に敵わない。みるみるうちに値が上がっていき、最後は諦めざるを得ない。 二人の悔しそうな表情が印象的だった。 妻夫木聡と佐藤浩市の演技から、資金力の差という現実の厳しさが ひしひしと伝わってくる。競馬の世界は、情熱だけでは勝てない。 その現実を突きつけられたシーンでした。
栗須が加奈子の牧場を訪れるシーン
元恋人の加奈子の牧場を訪れる栗須。 気まずい空気が流れるかと思いきや、加奈子は温かく迎えてくれる。 松本若菜の演技が、元恋人でありながら協力者として 栗須を支える大人の女性を上手く表現していた。 二人の関係性が、過去ではなく今を生きている感じが良かった。
剛史と口論になるシーン
セリを介さない「庭先取引」にこだわる剛史。 その頑なな姿勢に、耕造が苛立ちを見せる。 2人は酒を交わしながら激しい口論するシーンが、緊張感を生んでいた。 でもこの口論があったからこそ、次の耕造の「欲望」の スピーチが活きてくる。対立から理解へ。2人の思いが一つになった瞬間はジーンとした。その過程がとても丁寧に描かれていた。
「欲望に飲み込まれるときは全員一緒だ」
このセリフが象徴するのは、「欲望=原動力」というテーマ。
ドラマ全体の骨格である“人間の欲と希望の交錯”を、真正面から突いた名場面でした。
私が一番唸ったのは、剛史の牧場を再度訪れた耕造が、剛史と向き合った時に言ったこの言葉です。
「欲望に飲み込まれるときは全員一緒だ。それは金を儲けたいという欲望だけじゃない。強い馬を作りたい、一流のジョッキーになりたい、一流の税理士になりたい……すべて欲望だ」
このセリフを聞いた瞬間、ハッとしました。競馬を「富裕層の金儲け」と冷ややかに見ていた栗須だけでなく、私たち視聴者の心にも響いたはずです。剛史の「最高の馬を作りたい」という純粋な思いも、耕造の「有馬記念を勝ちたい」という大きな夢も、すべては「欲望」。その欲望こそが、人を突き動かし、物語を作るんだと。
ロイヤルホープが耕造に懐くシーン
剛史が「賭けている」特別な仔馬が、耕造にだけ懐く。 この瞬間、人と馬の間に特別な繋がりが生まれた。 佐藤浩市の優しい表情が、耕造の純粋な競馬への愛を表現している。 「ロイヤルホープ」と名付けられたこの馬が、 みんなの希望の象徴になる。このシーンで、第3話が 大きく動いたと感じた。
第3話の見どころ・感想ポイント
「庭先取引」という言葉の重み
今回のタイトルにもなっている「庭先取引」。
セリ市では札束が飛び交い、大資本の論理で全てが決まる。
でも剛史の「庭先」は、人と馬、人と人の信頼関係がなければ成立しない場所。アナログで熱い取引の場だった。この対比が、ドラマに深みを与えていた。
耕造の「欲望」スピーチの説得力
「欲望に飲み込まれるときは全員一緒だ」
このセリフが、第3話の核心だった。
競馬を「富裕層の金儲け」と冷ややかに見ていた栗須だけでなく、視聴者の心にも響いた。剛史の「最高の馬を作りたい」という純粋な思いも、耕造の「有馬記念を勝ちたい」という夢も、すべては「欲望」。その欲望が、人を突き動かす。佐藤浩市の熱演が、このスピーチに説得力を与えていた。
栗須の成長と変化
第1話では「心に空洞を抱える税理士」だった栗須が、第3話では積極的に牧場に足を運ぶようになっている。元恋人の父親に頭を下げてまで、馬を手に入れようとする。もはや傍観者ではなく、夢を追いかける当事者になっている。この変化が、妻夫木聡の演技から伝わってきた。
小規模生産者の現実
剛史が「庭先取引」にこだわる理由。それは、日高の小規模生産者の意地と、純粋に強い馬を作りたいという職人の魂だった。競馬ファンからも「日高の零細牧場の現状がリアルに描かれている」と評価されている。この社会派的な視点が、ドラマに厚みを加えている。
ロイヤルホープという希望の誕生
ロイヤルホープという名前に込められた意味。この馬は、ロイヤルヒューマン社の希望だけでなく、小規模牧場の未来の希望も背負っている。耕造に懐くシーンで、人と馬の特別な繋がりが生まれた。この馬がこれから、どんな奇跡を起こすのか?!期待が高まる終わり方だった。
加奈子という存在
元恋人でありながら、協力者として栗須を支える加奈子。松本若菜の演技が、大人の女性の温かさを表現していた。離婚して息子を一人で育てながら、父の牧場を手伝っている。彼女の人生の重みが、ドラマに深みを与えている。今後、彼女がどんな役割を果たすのか気になる。
ネット上の反応・評判
SNSでは、やはり佐藤浩市さん演じる耕造の熱量に感銘を受けたという声が多かったです。
- 「耕造社長の熱い演説に泣いた。『馬は希望の媒体』という言葉が胸に刺さる」
- 「妻夫木くんの『静』と、佐藤浩市さんの『動』のコントラストが最高。栗須さんがどんどん競馬に引き込まれていくのが伝わる」
- 「庭先取引という、ドラマチックな出会い方がいい。ロイヤルホープの背負うものが重いけど、期待しかない!」
- 「加奈子と栗須の元恋人関係が、いい意味で重すぎず、協力者として機能しているのが大人でよかった」
競馬ファンからも、「日高の零細牧場の現状がリアルに描かれている」と評価する声が見られました。
第3話の重要な伏線・今後の予想
物語はここから“血統の物語”から“人間の継承”へと軸が移っていく予感。
第3話ではいくつかの伏線が静かに動き始めています。
ロイヤルホープとの出会い
耕造とホープが初めて触れ合い、ホープが自ら耕造に近づいていくシーン。これは、単なる血統や金銭ではなく、人と馬の間に特別な繋がりがあることを示唆しており、この後の奇跡の伏線となるでしょう。
妻・京子の動き
妻の京子(黒木瞳)が、夫の競馬熱に複雑な表情を見せています。次回以降、この競馬事業部を巡って、山王家の内側でトラブルが起きる可能性がありそうです。
第3話の感想まとめ
ロイヤルホープという馬を手に入れたことで、次は「乗り手」であるジョッキー探しが始まると予想されます。耕造の夢である「有馬記念勝利」に向けて、栗須は税理士という枠を超え、マネージャーとして奔走することになるでしょう。剛史や加奈子ら、馬を育てる側の人々の想いも背負って、チームロイヤルがどう成長していくのか、目が離せません!次回も、彼らがどんな夢を追いかけるのか見届けたいと思います。
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