【絶対零度~情報犯罪緊急捜査~ シーズン5】第2話 ネタバレ・あらすじ・感想

放送日:2025年10月13日(月)21:00~
話数:第2話「君想う」
平均視聴率:5.5%(リアルタイム世帯視聴率)

第2話あらすじ・ネタバレ

スーパーで働く女性・橋本咲希は、恋人のパク・テヒョン(韓国人男性)から一方的に別れを告げられる。落ち込む咲希だが、数日後、金融機関から「あなたの口座に2億6000万円が流れ込んだ」という連絡が入る。

咲希の口座には、パクを含む複数の人物から巨額の資金が経由されていたことが判明。二宮奈美(沢口靖子)らDICTのメンバーが事情聴取に動き出す。

咲希は「パクは悪い人じゃない。何かの間違い」と主張し続けるが、捜査が進むにつれて、彼女が「SNS型ロマンス詐欺」の被害者であり、同時に **加害者でもある** という複雑な真実が浮かび上がる。

恋人に対する盲目的な信頼、そして「ちょっと助けてくれるだけ」という甘い言葉に従った結果、咲希は知らぬ間に詐欺集団の資金洗浄(マネーロンダリング)に加担させられていたのだ。

「情報犯罪」の特徴である「匿名性の高い指示」「細分化された役割分担」「流動化する実行役」が、この事件を通じて浮き彫りにされる。被害者が加害者になる構図、そして真犯人には辿り着けない無念さが二宮の胸を打つ。

登場人物・ゲストキャスト

主要メンバー(DICT):
二宮奈美(沢口靖子)、佐生新次郎(安田顕)、山内徹(横山裕)、清水紗枝(黒島結菜)、南方睦郎(一ノ瀬颯)、田辺智代(馬場園梓)、掛川啓(金田哲)、早見浩(松角洋平)

ゲストキャスト:
橋本咲希(桜井玲香)……スーパーで働く女性。恋人・パクに心奪われ、知らぬ間に詐欺の一味に組み込まれてしまう。
パク・テヒョン……韓国で働いているという名目で、咲希との遠距離恋愛を装う。実は詐欺集団の指示役の一部。
掛川啓(金田哲)……DICT所属の捜査員。咲希への事情聴取を担当。

第2話の見どころ・感想ポイント

「恋する乙女の弱さ」が犯罪の入口になる怖さ
第2話を見ていて、本当に心が重くなりました。橋本咲希は決して悪い人ではないんです。むしろ、恋人思いで、相手を信じたいと思う、ごく普通の女性。でも、その「普通さ」と「恋にのぼせた状態」が、詐欺集団に完璧に利用されてしまう。

「韓国で働いているから、お金を日本の口座で受け取ってくれないか」という、一見もっともらしい理由。こんなこと、私たちの周りでも起きているんじゃないか、と思うと怖くて仕方ありませんでした。恋愛という感情は盲目になるから、どんなに論理的な人でも騙されてしまう。その脆さが第2話の本当のテーマなんだと感じます。

「被害者が加害者になる構造」への戸惑い
咲希は被害者なのに、同時に加害者でもあるという二重性。彼女の口座を通じて、詐欺の被害者たちから巻き上げられたお金が流れていった。つまり、咲希も知らぬ間に他の被害者を傷つけていたわけです。

見ていて、「咲希を罪に問うべきなのか、それとも被害者として守るべきなのか」という葛藤が伝わってきました。二宮が咲希に対して示す「同情と厳しさの両方」が、このドラマの複雑さを象徴しているんだと思います。

「真犯人が見えない」という現代的な恐怖
第1話と同様に、本当の黒幕は影に隠れたまま。実行役のパクは警視庁に捕捉されるかもしれませんが、彼だって雇われているだけ。本当の指示を出していた人物は、匿名のサーバーの向こう側で、次の詐欺を仕掛けているんでしょう。

「逮捕したのに、何も解決していない」という、第1話で提示された「解けない方程式」がここでも繰り返される。現代の犯罪は、個別の逮捕では終わらないんだ、というテーマが深く刻み込まれました。

沢口靖子の「温かさと厳しさの両立」が光った
第2話を見て、沢口靖子というこの女優さんの本当の実力を感じました。咲希に対して、二宮は最初、優しく、寄り添うように話しかけます。でも同時に、「あなたが何をしたのか分かっていますか」という厳しい眼差しも向ける。

その揺らぎのない二重性が、咲希のような「善悪が混在する人間」に対峙する刑事の複雑な感情を見事に表現していました。第1話より、キャスティングの妙に確信が深まった回です。

SNS型ロマンス詐欺という「今そこにある脅威」
このドラマの素晴らしいところは、「フィクションとしての面白さ」だけじゃなく、「現実性の高さ」だと思います。SNS型ロマンス詐欺は、実際に日本でも被害が増加している犯罪。咲希のようなケースは、本当に起きているんです。

ドラマを通じて「自分も咲希のような状況になるかもしれない」という緊張感が、画面を通じて伝わってきました。同時に「恋人が不審な口座利用をお願いしてきたら、それは詐欺の可能性がある」という知識も得られる。社会派ドラマとしての質の高さを感じます。

DICTチームの「個性」がようやく見え始めた
第1話は全体的な状況説明に終始していましたが、第2話では、各キャラクターの個性が少しずつ浮かび上がり始めました。特に、安田顕演じる佐生新次郎の、何か秘めた意思を感じさせる雰囲気が気になります。彼は何かを追っているのか、それとも違う目的があるのか。

また、黒島結菜演じる清水紗枝のクールな分析力と、一ノ瀬颯演じる南方睦郎の若々しい感性。その対比も面白く、今後、彼らがどう絡み合っていくのか期待が高まりました。

「パク」というキャラクターの使い方への疑問
ただ一つ引っかかるのが、パク・テヒョンというキャラクター。彼は本当に単なる「詐欺実行役」なのか、それとも何か他の目的があるのか。咲希が「パクは悪い人じゃない」と何度も言うのは、単なる恋愛脳なのか、それとも彼が本当に何か別の背景を持っているのか。

もしかして、パクも被害者の一種なのか、それとも雇用関係の中で罪を強要されているのか。そこまで掘り下げてくれたら、さらに奥行きのあるドラマになるなと思いました。

ネット上の反応・評判

好意的な声:
「第2話で、このドラマの本当の怖さが見えてきた」
「現代的な詐欺を見事に表現している」
「咲希というキャラクターへの同情と怒りが同時に湧く」
「沢口靖子の表情が本当に素晴らしい。もう月9初主演とは思えない」
「SNS詐欺の実態を知ることができて、自分の防衛意識も高まった」

批評的な声:
「咲希の被害者性を強調しすぎているのでは?」
「真犯人に辿り着かない終わり方に、何か釈然としない」
「パクというキャラクターの掘り下げが足りない」

視聴率は初回11.0%から第2話は10.8%と若干低下しましたが、口コミでの評価は むしろ上昇傾向。「奥行きのあるドラマだ」という認識が広がっているようです。

第2話の重要な伏線・今後の予想

佐生新次郎は何を追っているのか
安田顕演じる佐生が、黒澤道文という人物に目をつけているというシーン。これは単なる容疑者追跡なのか、それとも個人的な目的があるのか。第2話ラストでその素振りが見えているだけに、彼のバックグラウンドの解明が、シリーズ全体の大きな謎になる可能性があります。

パク・テヒョンの「本当の正体」
咲希が何度も「パクは悪い人じゃない」と言うのが引っかかります。第1話の深沢ユウキの登場同様、伏線が張られているのか、それとも単なる恋愛盲目なのか。今後、彼がもう一度登場する可能性は十分あります。

詐欺グループの「最上位」は誰なのか
第2話で見えてきたのは、パク→咲希という縦列の構造。では、パクに指示を出していた人物は?その先には、さらに上の階層があるはずです。その構造が全11話を通じて、徐々に解き明かされていくのでしょう。

第3話の予告の「継承ビジネス」との繋がり
第3話は「町工場や中小企業を狙った『継承ビジネス』」がテーマになるとのこと。第2話の「SNS詐欺」とは異なるテーマですが、その裏にも同じく「匿名性×流動化」の原理が隠れているはず。各回のテーマは異なっても、根底に流れる「情報犯罪の本質」という大きな物語へ収束していくのだと予想します。

第2話の感想まとめ

第1話で「このドラマは何か違う」と感じましたが、第2話でその違いの正体が明確になりました。それは、単なる「犯人を逮捕する刑事ドラマ」ではなく、「現代社会のシステム的な暗さに立ち向かう人間ドラマ」だということです。

咲希というキャラクターは、私たちの「隣にいてもおかしくない人物」。その彼女が、ほんの少しの心の隙を突かれて、加害者になってしまう。そこに、現代社会への警告が込められているんだと感じます。

第3話以降も、このような「一見普通に見える人間が、実は複雑な犯罪構造に組み込まれている」というテーマが繰り返されるのだと予想します。そして、その度に二宮奈美という刑事が、「容疑者」と「被害者」の間で揺らぎながら、真実へと辿り着こうとする。その営みを見守ることが、このドラマの本当の面白さなんだと確信します。

沢口靖子とDICTチームの活躍から、目が離せません。

関連記事

【絶対零度 シーズン5】基本情報・キャスト・放送日時
【絶対零度 シーズン5】第1話ネタバレ・あらすじ・感想
【絶対零度 シーズン5】第3話 ネタバレ・あらすじ・感想
注目!2025年秋のテレビドラマ一覧まとめ